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ブレインジムを体験してきた。 [障害者支援]

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メンタルヘルスの勉強会で漢方について教えてくれた先生が、発達に問題があるお子さんたちを対象にした「ブレインジム」というのをやっているというお話をきき、ブレインジムの勉強会に参加させていただいた。

とにかく、ブレインジムとは何ぞや?という初耳のものだったので、体験してみない事にはわからない。

基本のエクササイズをいくつか、体験させていただいた。

1.水

2人組になって横に並んで腕を絡ませ、引っ張りっこをする。
最初は私の力が弱くて、相手に引っ張られてしまったのだが、先生の指示に従って、少量の水を舌の下に含ませるように少し飲んでから、もう一度引っ張りっこをすると、なんと不思議、私の方が強かった。
そこで、今度は負けた相手が同じように水を飲むと、今度は相手の方が強くて、私は引っ張られてしまった。
次は負けた私が水を飲んで、再挑戦すると、楽々と私が勝つ。

これは、脳と体をつなぐ神経のつながりを再構築するエクササイズなんですと。

この時飲む水は、味が付いているものやお茶などや硬水はNGで、日本の水道水や軟水が良いそうなのである。

これはすごく不思議だった。

2.ブレインボタン

最初に少量のお水を飲んでから、片手で鎖骨の下あたりを擦って刺激し、もう一方の手でお臍に蓋をする。
もの忘れをしたときなどに、思い出すスイッチに使えるエクササイズなんだそうだ。
何だかわからないが、不思議と頭がスッキリして、集中力が少し高まった気がした。

3.クロスクロール

正中線のエクササイズ

4.フックアップ

体内にエネルギーがめぐるエクササイズ

それぞれ、視覚ストレスを解放したり、自立神経を安定させたりという効果があるらしい。

以上は身体を動かすエクササイズだが、パズルやゲームみたいなワークもある。

「点群」というのは、私の得意分野かもしれない。

ゲームも数種類、体験させていただいた。

でも、これらはほんの入り口に過ぎず、依然として「ブレインジム」なるものが何なのかはよくわからない。

これがどうやって、障害を持つ人の役に立てるのかについても、まだまだ分からないことが沢山。

図書が数種類出版されているようなので、順番に購入して、勉強してみようと思っている。






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久々に家にいたので、庭の花を撮ってみた。 [日々の記録]

自宅の庭の花を眺める事なんて、久しくしたことが無かったけど、昨日はちょうど晴れていたし、気持ちに余裕があったので、花の写真を撮ってみた。

夫と、亡くなった夫の父が、大変花好きなので、山野草を含めて、実は庭に沢山花があるんだよね。

花を眺めて、季節を感じる生活って、大事なんだと思う。
普段はなかなかできないけど。

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まあ、我が家の庭は、薮みたいなもんですね。

本当の意味で鍛えられる研究会:発達科学研究交流会レポートその2 [研究会]

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3月初めに参加した、他大学との研究交流会の参加記録(その2)

◆児童養護施設における発達困難を有する子どもの支援ニーズ
  -子どもの語りを通じて-

暴言・暴力・触法・ひきこもりなどの不適応行動の背景に何があるのか、養護施設内で観察を行い、子どもの語り、つぶやきを記録して、コード化・カテゴリー化した。
丁寧に言葉を拾っていて、時間と手間がかかっているが、集めてカテゴライズしただけで終わってしまっているのが残念。
子ども達の支援ニーズがわかってきたのであれば、それに対する支援の方法などの提案が欲しかった。


◆少年院における発達上の課題を有する少年の困難・ニーズの実態と発達支援のあり方
  -少年のインタビュー調査から-

少年院に在院する男子少年26名に対する半構造化面接と該当少年担当の法務教官へのインタビュー調査をし、発達上の課題を持つ少年の現状と矯正教育の効果・影響などを探った。
入所前の生活では、自身の障害理解、周囲の不適切な対応(家族からの虐待、学校でのいじめ・無視)などから大人への不信感や不満を募らせ、強い不安感から防衛的反応で触法などの問題行動を起こしてしまっていたが、施設内では、教官が理解し、受け止めてくれることで安心・信頼を回復し、成長・発達が見られるようになる。ASD傾向の少年の場合は、規則正しい施設内の生活が、精神的な安定をもたらしているが、出院後は規則や枠組みがなくなることへの不安もある。


◆大学における発達障害学生支援と学生支援コーディネーターの役割
  -全国大学訪問調査を通して-

発達障害学生が増加し、法的な整備がされつつあるが、実態が進んでいるのかどうか、国公立大13校、私立大11校を対象に聞き取り調査をした。
支援室が設置されたり、コーディネーターが配置されている大学はまだ少なく、教職員にも支援者にも発達障害の知識が不足しているため、支援が充分に行われているとはいえない。
私立大学の方が学生に対する気配り・目配りは手厚い。
国公立大学は取り組みが始まったばかりで不十分。
教員へのコンサルティングや障害学生支援室、専門スタッフの配置などが、早急に進むことが望まれる。
・なんで私立大学はうまくいってるの?うまくいってる大学で努力していることは?発達障害は、合理的配慮だけでは対応できないでしょ?などの質問。


◆発達障害成年の就労移行期の困難と課題
  -発達障害支援事業所に就労した当事者の発表を通して-

当事者の体験から、対人関係や情報伝達の困難、業務そのものの困難や課題を発表。
当事者の認識と、周囲の人たちの認識のずれが、就労挫折の要因。
周囲の人々にもっとよく理解してもらうことが必要だなあ。


◆発達障害者のストレスマネジメントに関する研究
  -ストレスマネジメント支援による行動・意識の変化過程-

障害者雇用枠で就労している知的障害を伴わない発達障害者、就労移行支援事業所に通っている詩的障害を伴わない発達障害者。就労支援事業所で就労支援を行っている職員らに聞き取り調査紙、ストレスマネジメント支援後の自発的ストレスマネジメント行動について、促進する要因・阻害する要因を検討。
支援後に自分でストレスマネジメントができるかどうかが、就労支援が上手くいくかどうかのカギ。
支援者はかなりの限界を感じている。


◆発達障害児及び発達障害の疑いのある児童の在籍する通常学級担任が学級経営において感じる困難さに関する質的研究

複数の現役教員と元教員にインタビュー調査をして、学級経営の困難さの要因を探った。
担任は、当該児童と他児童との間で、授業中などにどちらを優先させるかなどのジレンマを抱えている。
教員の障害に対する知識の不足、他教員との共通理解、支援に入れる教員の不足等に加え、他児童の保護者への説明ができないことから保護者からのクレームを受けたり、学級担任の業務の多忙さのために充分な対応ができないなどの多くのジレンマを抱えており、組織としての環境整備や支援が求められる。


◆近代日本における災害救済と障害児教育保護成立の歴史的位相
  -濃尾震災を中心に-

明治24年に岐阜県・愛知県を中心に発生した巨大内陸型地震が発生した後の、児童保護救済事業、障害児教育保護システムの成立などについての歴史的研究。
近代化が急速に進められていた日本で、大きな被害があって、孤児が沢山できたり、障害のある人たちが困窮したりしたときに、誰が主導になって救済したかというと、国家ではなくて民間の人だったり、宗教団体だったり、熱い思いを持っている人たちなんだよね。
今の時代は、こういう人たちが動いても、周囲の人たちの賛同を得られるかというと、逆にいろいろと難しい気もする。
・震災後に見られる子どもの「暴言」は、特有の心理的問題って、どこが特有なの?キリスト教や仏教の布教が目的なんじゃないの?など質問あり。


◆エストニアの子ども病院における「うつ・自傷・拒食・薬物依存・愛着障害・発達障害」等の不適応・発達困難を有する子どもの発達支援
  -タリン子ども病院「子どもの心の健康センター」の訪問調査から-

エストニア(人口約131万人、1991年独立・国連に加入)・タリン市にあるセンターの見学記。
1年間に300人以上が受診、現在11人が入院中。
失業率が高かったり、貧困格差があったり、いろいろと大変な国だが、ヨーロッパの先行研究や事例から学んで、子どもや若者の精神医学的困難を、医療面と教育面の双方から支援しようと取り組んでいる様子。
・なんでエストニア?取り上げる意義は?日本では医療と教育は仲が悪いけど、エストニアはうまく行ってるの?などの質問。

****

2日間で25人が発表し、参加者も多数。しかも、遠慮のない質問をどんどんしてくる。
こういう研究会に参加している大学生は、鍛えられるなあ。ほんと。

でも、1日目の夕食時の懇親会と2次会では、楽しく盛り上がっていた。
他の大学で研究している内容もわかるし、知り合いもできるし、来年度も参加できるといいなあ。
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オープンダイアローグとは何か 斎藤 環 著+訳 [読書記録]

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オープンダイアローグとは何か 斎藤 環 著+訳

統合失調症やうつ病などには薬物治療が必要だとは考えるつつ、カウンセリングや認知行動療法等が無ければうまくいかないのではないかと思っていたが、この「オープンダイアローグ」は、薬物の力を借りずに治療するというフィンランド発の手法で、齋藤環先生が惚れ込み、日本でも取り組むことができないかと啓発活動をされているものである。

カウンセリングが、クライアントとセラピストが1対1で話をするのに対し、オープンダイアローグでは、患者と家族(その他親戚、医師、看護師など、重要と思われる人たち誰でも)とセラピストが2人以上参加するチームを作って、ミーティングをするという手法が取られる。

オープンダイアローグ実践のための12項目は、以下の通り。

1.ミーティングには2人以上のセラピストが参加する。
2.家族とネットワークメンバーが参加する。
3.開かれた質問をする。
4.クライアントの発言に応える。
5.今この瞬間を大切にする。
6.複数の視点を引き出す。
7.対話において関係性に注目する。
8.問題発言や問題行動には、淡々と対応しつつ、その意味には注意を払う。
9.症状ではなく、クライアント独自の言葉や物語を強調する。
10.ミーティングにおいて専門家どうしの会話(リフレクティング)を用いる。
11.透明性を保つ。
12.不確実性への耐性。

開かれた質問や、今この瞬間を大切にするなど、ロジャースの来談者中心療法に共通すると思われるが、一番大きな違いは、「リフレクティング」である。

これは、ミーティングの途中で、参加メンバーに了解を得て、セラピストが患者についてやり取りをすることで、その内容は患者も家族も他のメンバーも同席している中で行われる。
「彼女は、自分自身よりも他人の気持ちを大切にする人なんだね。」
「自分の権利を強く主張するのが苦手な人なんじゃないかな。」
など、セラピスト同士の会話が行われ、患者もそれを耳にすることになる。

これは、患者にとって、自分に関わってくれている人たちが、自分についてどう感じているか、考えているかがわかり、透明性を保つことになるし、自分に向けられた評価を間接的に聞くことの方が信憑性が高いと感じられて、情緒的な安心感を得られるという効果がある。

発達障害や精神疾患の方が、支援を受けるために窓口を訪ねた折に、対応した職員の方が、職員どうしで、あたかも当人が目の前にいないような会話をして、自分がないがしろにされたような気持になって傷ついた、などという話を耳にするが、リフレクティングはそれとは全く逆の状況を作り出す。

また、妄想のある患者については、その妄想を否定するのではなく、さらに踏み込んでその状況を聴くことで、患者の感じている正体不明の恐怖を、言葉にして表現することを助ける。

予断や憶測は避ける、合意を得ることが目的ではない、結論を出すことは急がない、など、いろいろな特徴がかかれており、実際のオープンダイアローグの内容も紹介されていて、著者の斎藤先生が、ぜひ日本にも紹介したいという思いが、詰まっている本である。

フィンランドでは非常に効果を上げ、高い評価を得ているという手法だそうだが、斎藤先生がかかれている通り、日本で実践するのは簡単ではないだろう。

しかし、その手法や思想のエッセンスは、カウンセラーの端くれである私にも、非常に参考になる内容であった。

せめて、1人でも多くの関心のある人の目に触れて、こういう手法もあるのだということを知っていただきたい。


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他大学との研究交流会に参加して [学会]

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七つ洞公園(映画テルマエロマエのロケ地)の隣にある宿泊研修施設で開催された、1泊2日間の研究交流会に参加してきた。
複数の大学が参加していて、障害者の支援や特別支援教育に関する研究をしている学生が発表するもので、2日間で25件の発表を聴くことができた。

他の大学ではどんな研究をしているのかにも興味があって参加したが、発表内容の多様さもさることながら、質疑応答や意見交換の活発さにも目を見張った。
もしかしたら、今まで参加したどの学会よりも、手厳しい質問が飛び交っていたんではなかろうか。
学生が中心なので、年長者の会員に遠慮して発言を控えるとかもないしね。

以下は、一言感想。(とりあえず、1日目の分)

◆聴覚障害者の発音明瞭度に関する研究
特別支援学校に所属する聴覚障害者は、高等部ごろから手話を覚え、手話中心の会話になると、声を出して会話することが少なくなるので、音声明瞭度が下がってくるそうだ。
それに比べ、通常学校に所属する聴覚障害者は、常に口話で意思伝達をする必要があるので、発音明瞭度が保たれる。
たしかにその様だ。
いずれ社会に出て、一般の人の中で仕事をするようになることを考えると、聴こえなくても発音明瞭度を保つということに意味がありそうだ。

◆書字指導法に関する研究
書字障害がある子どもが、初めて見た漢字を書き写そうとするときは、脳内の血流が変わるそうだ。
健常者や大人は、初めて見た漢字を書くときに、それほど血流が変わらず、それは部首等部分に見覚えがあるからだろうと。

◆幼児期の協調運動能力の評価について
質問紙で、外遊びが好きかという項目があった点について、発表者は「外遊びが好きなら、運動能力が高い」という判断があったらしいが、「外遊びが好きだからと言って、協調運動能力が高いとは、必ずしも言えないだろう」と、かなり突っ込まれていた。
たしかにそうだよねえ。

◆知的障害児の筆記プロセスについて
健常児の小学1年生3人と、ダウン症の5人を対象とした書字指導についての発表だったが、先生方からのコメントが、かなり厳しかった。
たしかに、知的障害やダウン症と一口に言っても、それぞれ持てる能力には差があるだろうからね。
一般化は、なかなか難しいよね。

◆紙芝居の読み聞かせ場面では、幼児はどこを見ているか
年少児、年中児、年長児の場合を比較し、年齢が上がると文字がわかるようになるので、絵よりも文字を見ていることが多くなるとか、語り掛け場面では、紙芝居の画面よりも話者の顔を見ていることが多いとか。
年齢にかかわらず、話者の演技力が巧みだったら、誰でも話者の顔を見てしまうんじゃないかと思うが、で、この視線計測によって、何がわかるのか、何に役立つのかが、いまいちよくわからない。

◆重度・重複障害児の応答行動について&純音が聴こえているのかなどの研究2件
対象児の、いつも呼ばれている愛称、その愛称と似ている呼び方、ちょっと違う呼び方、かなり違う呼び方などで呼びかけてみて、反応の度合いを計測したもの。
この発表にも厳しい質問多し。
当該児は本当に自分の名前に反応しているのか?慣れ親しんだ人の呼びかけなら、別の名前を呼ばれても反応するんじゃないのか?知的レベルはどうやって測っているのか?などなど。
他者との音楽活動を共有する問題についても、コメントが厳しかった。
これもまた、この研究で何がわかるのか、何が知りたかったのかが、よくわからない。

◆知的障害を伴うASD児の実行機能特性
スケジュールが決まっていて、誰からの指示もなく自分でやれることを「能動的」と表現しているが、実際にスケジュールが決まっていない場面になったら、自分で考えて行動することが果たしてできるのか?学校の活動が全て構造化されていたら、軍隊生活みたいになってしまうのではないのか?など手厳しい質問多し。
能動的とはいえ、やらされているのではないのか?本当に自分の好きなことなら、誰に言われなくても進んでやるんじゃないの?などの意見も。
これは難しいね。

◆脳性麻痺の生徒の認知特性に基づく自己調整学習の支援
「自己効力感はどうなったら上がったと言えるの?」という質問に対して、「点数が上がったら」と答えていたけど、まあね、実際に学校のテストの成績が上がったからと言って、それが自己効力感が上がったと評価していいものかどうかは、私もわからないと思うよ。

◆特別な教育的ニーズのある子どもの創造性の拡大について
ASD児、ADHD児の独創性、効果性を上げる指導についての研究だが、「どうしてASD児、ADHD児を対象にしたの?ASD児やADHD児って、定型発達児よりも独創性があったりするんじゃないの?」「定型発達の人でも、独創性がない人もいるんじゃないの?」「対象児たちは、何に困難があるの?」など、突っ込む突っ込む。
独創性や効果性が無くても、日常生活が送れるようになれば、困難なく生活できるようになるしね。

◆知的遅れのない発達障害に対するインフォーマルコミュニケーション支援について
雑談ができないことが問題なので、インフォーマルグループなどでトレーニングするという内容。
トレーニングの内容を具体的に説明するようにというコメントがあったが、そうねえ、ちょっとモヤモヤする。トレーニングを4回ほどやって効果があるようなものなら、誰も苦労はしないと思うが。

◆大学生の障害児・者に対する態度、障害者差別についての調査
潜在的態度、顕在的態度と分けて、潜在的態度をニュートラルに引き上げる取り組み、ということについて発表していたが、差別意識ってそんなに簡単なものじゃないと思うから、潜在的なものを変えていくって、そんなに簡単じゃないと思うよ。
顕在的なもの、実際の態度を、差別的じゃないものにできるのなら、それで達成という感じでもいいんじゃないかと思う。
本音と建前のバイアス?コントロール?
私としては、あからさまに差別的な行動や態度をとる人が少なるというのが望ましいと思う。

◆点字ブロックの実態を調査、視覚障害者へのヒヤリング
分かりやすい発表だったと思うけど、やはり厳しい質問が沢山。
「何年も前から同じような調査をして、同じような意見が出て、毎回同じような指摘をされているけど、それでもちっとも改善されないのは、何に起因していると思う?」「変えていくのには、どうしたらいいと思う?」「失敗しているところのあら探しをするんじゃなくて、成功している地域から学んで、どうしたら成功するのかを考えた方がいいんじゃない?」
皆さん、ごもっともです。


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こんな研修所があったとは…。 [日々の記録]


http://www.ib-ja.or.jp/nouson/

今回の合宿研修は、「農村研修館」というところ。

七つ洞公園には何度も行ったことがあったけど、その駐車場の隣の建物が、研修所だとは全く認識していなかった。

まさに、研修所でした。

宿泊用の部屋は、基本的に2人部屋で、ベッドが二つ、机が二つ、小さいクローゼットが二つ。
それ以外には何もなく、机には、学習用の電気スタンドがついている。

風呂は大浴場とそれよりも少し小さい浴場があるほか、講師用の風呂場があるらしい。
もちろんトイレも共同で、宿泊室には風呂・トイレなし。

食堂は原則セルフサービスで、まさに研修用の食事という感じ。

周囲は飲食店もコンビニもなく、心を迷わせるものは何もないので、研修に集中するしかない。

一番大きい部屋でも100人は収容できないので、以前の勤務先の新人研修はできなかったと思うけど、研修場所としては、申し分ない環境だなあ。

そういえば、むかーし、幼児教育のための研修を受けに行ったのは、女子修道院だったけど、そこの宿泊部屋は、個室で、細長い部屋で、ベッドと机しかなかったっけ。

何にもないシンプルな部屋で、自分自身を見つめるって、なんかいいよなあ、なんて、懐かしく思い出した。

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障害科学学会2016年度大会終了、ちょっと寂しい…。 [学会]

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http://ae148d6dyn.smartrelease.jp/2017/01/30/%E3%80%90%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85%E3%80%912016%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%82%922017%E5%B9%B43%E6%9C%884%E6%97%A5%E5%9C%9F%E6%9B%9C%E6%97%A5%E3%81%AB%E9%96%8B/


昨年に引き続き、受付を担当したんだけど、天気は良かったものの、ほぼ屋外での受付作業は、かなり寒かった。

昨年は、基調講演の始まる時間近くに、大勢の方が受付に見えたので、名簿を確認し、年会費の金額を確認して、お金をいただき、領収書を記入し、懇親会の出席を確認して、会費をいただき領収書を切って、資料を差し上げたり、名札の作成を案内したりと、てんやわんやだった記憶があって、今年もさぞや大変だろうと覚悟していたら、思ったほどじゃなかった。

講演が始まってからでも受付に来られる方がいらっしゃるので、我々受付担当は待機していて、講演を聴くことはなかったんだけど、途中で会場に入られる方を案内してドアを開けたときに、広ーい会場の中、あまりに聴衆が少ないので、びっくり。

え?こんなにガラガラ?と、寂しい気持ちになった。
折角、良いお話をしているのにね。
聴く人がこんなに少ないのでは、非常にもったいない。

宣伝が足りなかったんだよね、きっと。
わが家にも、学会の案内は郵送で届いたけど、メール等での案内は無かった。
クラスメイトも郵便物は受け取っていただろうけど、きっと忙しくて、郵便物はそのままになっていただろうね。
実をいうと、私だって、先生に「受付やってください。」と言われなければ、すっかり忘れていたかも。

折角メールの連絡網があるんだから、一斉にメールで配信してくれてもよかった気がする。
大学にいる人以外の学会員に対しても、郵送以外のアプローチは、必要だよね。

それと、正直なところ、もっとわかりやすくて、興味を引くような講演や発表があってもいいような気がする。
学会の成り立ちが、障害科学を研究する人たちの同窓会的役割だとしても、卒業生以外の学会員への宣伝は必要だと思うし、そもそも、在学生や卒業生が、ぜひ聴いてみたい!と思うような魅力的なラインナップが無ければ、人は集まらないと思うんだよ。

参加者への「参加してよかった~!」というようなご褒美がないと、参加者は増えないし、学会自体の発展は期待できないよね。

このままでは、ますます寂しい学会になっちゃうよ。
寂しい寂しい。

私はこの3月に大学院を卒業しちゃうので、来年度の学会には、もう関わることはないと思うけど、先生方の講演はとても役に立つお話をしていると思うし、ポスター発表の内容も、素晴らしい内容を研究していると思うので、誰か、何とか考えてほしいなあ。
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半年も放置してしまった… [日々の記録]

気がついたら、半年も放置してしまった。

別のブログは、ちょこちょこ更新していたのにね。

〓〓〓

早くも2月の半ば過ぎ、3日ほど前に春一番が吹き荒れて、外に出たくない一日だった。

今日の日中は、暖かな陽射しだったけど、夕方には雨が降り、夜中の今は、強い風が吹いている音がする。

三寒四温というけれど、本当に、寒い日と、暖かい日が、交互にやってくる。

こうやって、世の中はどんどん、冬が終わって、春になっていくんだね。
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初物の栗を5粒ほど食べたので、40分ほど散歩しないと‥‥ [食べること]

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自宅からちょっと離れたところに姑の栗畑があるのだが、頻繁に見に行くわけでもないので、毎度、誰かに取られてしまうらしい。
今日も姑が見に行ったところ、空っぽのイガが転がっているばかりで、虫食いの栗が残っている程度だったそうだ。

それでも、笊に1杯分ぐらいは拾ってきたので、早速茹でてくれた。
栗って、デンプンばかりだろうなあ、たくさん食べるとカロリー摂りすぎだろうなあと気にしつつ、5つほど食べた。

栄養価が気になったので、調べてみると↓

http://calorie.slism.jp/105010/

マンガンと銅が豊富なんだね。
代謝を促したり、活性酸素の消去に役立つんだそうだ。

ポリフェノールも沢山あるみたいだけど、これは、渋皮に含まれているから、剥いて食べたんじゃだめだね。

一粒当たりの12キロカロリーを消費するのに、8分間のウォーキングが必用だそうだから、あー、40分ぐらい散歩に行かないとだめだね。

言ってはいけない 残酷すぎる真実 [読書記録]

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言ってはいけない 残酷すぎる真実   橘 玲:著  新潮新書

「この本の内容を気安く口外しないで下さい。」と帯に書いてあるので、気安く感想を書けないんだが。

本屋でたまたま見つけて買ってみたんだけど、Amazonだと、結構人気の本だったらしい。

気になったところ。

心拍数の低い子どもは高い子どもより共感力が低い。
共感力を欠く子どもは他人の立場に身を置くことができず、いじめられたり殴られたりするとどんな気分になるか想像できない。

自閉症や情緒障害といった発達障害は身長や体重よりも遺伝の影響が大きい。

子どもの人格や能力・才能の形成に子育てはほとんど関係ない。

私はどのように「わたし」になるのか、というのは、エリクソンのいうアイデンティティに通じるね。



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